東京

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先週、四ツ谷の土手っぺりで夜桜見物をした時の風景がなんとなくだけどこのジャケットに似ていて
痛烈に懐かしくなって聴きなおしてみて、ヘビーチューンとなっています。
1996年当時、私は90年代に生きながら60年代の文化に浸っていたような状態であり、この、はっぴいえんどフォロワー的なアルバムに、そういう点でしか共感を持てなかったけど、今聴くとなんともいいな。
これは断じてはっぴいえんど的なだけではなくって90年代末期に入る過渡期の空気が、ひたひたと流れていますよ。多分これ以降って色々なものが終末に向かって失速していくのだけど。その前段階最後の高潮。
青臭い?いやなんていうか好きな人に会いたくなるような。