文學

文学フリマに行ってきた。


十代の終わり頃
『青い花という名前だったら出してもいい』というように
わたしもいっかいの青臭い文学少女だったので
文芸誌を作って出したかったけど
当時−90年代中半だ−は文芸誌を作るのなんて凄い限られた世界で敷居も高かったなぁ。
それがどうだ、今はコンピューターとネット環境さえあれば
キーを打つだけで世界に言葉を発信できるじゃないか。
そんな世の中だけども、文学フリマの空間は物凄くアナログで懐かしい匂いがする空間だった。
こんな時代なのに、何故紙に印刷した言葉を発信するのだろう?ね。
でも、この、人の手を介したやり取りだとか
なによりも「活字」そのものが愛すべき行為であるな。
わたしもすっかりいっかいの主婦及び生活人となってしまったけど
いつかまた活字を発信できたら面白いな、と思った一日だった。
うーん、でも十代の頃に文学フリマがあってくれた方がもっと良かったけど!


id:zoot32空中キャンプさんの小説を購入できてよかった。
アイコ6歳。みずみずしい。
わたしは男の人によって描かれる女性の口語体文章が好きなのだ、何故か。