雪の下キャベツの日曜

一週間ほど前、雪の下キャベツなるものを東北の産直野菜を取り扱う近所の店で買った。
調べたところ秋に収穫した後に土の中に埋めておき、その上に雪が降り積もった状態で貯蔵したものらしい。
直径30cm弱くらいの大きさ、見た目は白っぽいんだけど少しちぎって生で食べてみたら甘くてみずみずしくてビックリ。
買ったばかりの頃は千切りして生食にしたり
京都錦市場で買ってきた「どんつき味噌」をつけて食べたり。
にんにくだけで炒めてみたり。
一週間たった昨日はいよいよロールキャベツ。
キャベツそのものがあんまりよくない時はトマトで煮込んで濃い味付けにしてごまかしてしまうけれど
雪の下キャベツ程の美味しいキャベツであれば極力薄味で煮込みたい。
というわけで高山なおみさんのレシピを参考に、ちょっと自分好みにアレンジをして
鶏だし+酒+胡麻油ベースの薄味和風ロールキャベツ。合挽き肉には刻み生姜を混ぜて。
うちのビタクラフトの19cm鍋に二段構えでビッシリ並べて大量に作った日曜日。
今日も食べている。素材に感謝の味。薄味だけどキャベツの甘味がスバラシイ。


ここ最近家事ストレスというかなんというか
仕事中は「今日は何作ろうかなー」と考える反面帰宅したら何もしたくないなぁと思いながら過ごし
帰宅したらしたで結局は色んな家事に奮闘してしまう、帰宅してから三時間たちっぱなしとかザラだ。
肉体疲労はさておき、やらなきゃやらなきゃっていうのが精神的に疲れる。
妙な完璧主義が顔をあらわしよくない感じ。
でも、全く時間に追われない状態で黙々と料理をする作業は好きだ。
だから外出しない日曜日に大量のロールキャベツを作ることなんぞ
家事ストレスは感じずに、ちょっとしたストレス解消になる。
平日の私への援軍だ。家事の貯金。
というか働く主婦は土日のどちらかでまとめ家事必須だ。
時間のある時に冷凍しておいてストックとストックとを組み合わせて何か一品できた時の達成感の素晴らしさよ!
というわけで冷凍庫に何もストックがなくなると物凄く不安になるのだった。
挽肉で肉味噌は常に作り置いてるなあ。
いやー所帯臭いわー。