椿会展2008@資生堂ギャラリー

やなぎみわの新作などを観る。グランドマザーの新作ではないけど老婆。「女性性」というよりは「少女性」がギリギリの許容範囲というか、生々しくないラインをいっつも保っている感じがする。しかしいつもそこに「老い」を感じないのは何故だろう?ホウキ星のシリーズも写真そのものは岡山で展示されたものと同じだと思うのだけど、屏風の三副対みたいに展示されていたのがいい。あの小ささもいい。どちらかというと祭壇画に近いのかな。ファンエイクみたいな。丸山直文の絵も非常に良かった。資生堂ギャラリーのサイトに出ている旧作よりもずーっとイイ。で、もっと色々見たくなって…こうやっていいなと思っても、自分はあんまり現代美術に詳しくないので帰宅してネットで調べたりしてみる。なんか、タブロー寄りの人はネット率が低いというか、検索結果が振るわないことが多い。展示情報とかもっとマメに知れると有難いなあと思うのだが。