プラネットテラー


タランティーノの「デス・プルーフ」は劇場で見たのですが、これと同時上映であった「プラネットテラー」は観られなかったのでずーっと観たいと思っていた。やっとビデオで観た。多分これはまとめて劇場で見られれば面白さ倍増だったとおもうけれども、プラネットテラーのスプラッタ性から考えると、これを劇場でみたらギャーギャー怖がってそうなので家で正解だったかも。スプラッタはスプラッタでも、予定調和的なスプラッタであるとか、かっとばすストーリー展開だとか、キャスト陣の頭足り無そう−だけど見た目イケてるネーちゃんぷりとか、どこもかしこもグラインドハウス的な楽しみ方が出来る。関東で育った日本人的感覚からいうと、グラインドハウス=土曜の14時にテレビ東京でうっかり見ちゃうB級映画な感じ。勿論その映画の前にテレビ朝日「女の60分」も観てることが前提。
B級映画に対する愛情がほとばしっていて観ていて嬉しくて仕方が無い、そしてそう感じた私も14時のテレビ東京大好きだったんだなあと自覚しながら観た。面白い。もう一回「デス・プルーフ」も観たくなった。しっかしカッコいい。