BIOMBO/屏風 日本の美@サントリー美術館

http://www.suntory.co.jp/sma/index.html
やっとやっと行ってきましたサントリー美術館。(六本木ミッドタウンも)
昔は良かった発言ではありませんが、赤坂見附にあった旧サントリー美術館にそれなりに思い入れがあったのでドキドキの初訪問です。
「ルーバー、ルーバー、またまたルーバー」っていうあの設計。
見る前に想像していたような威圧感なかったなぁ。導線もよくていいかんじ。エレベーターも良かった。
なによりあの展示品を邪魔しない照明の当たり具合が凄く良かったなぁ。
なんか最近どこでなにを見てもガラスに反射するチラつき感が気になっていたので。
だから昨年の若冲展でのガラスを廃して生で見させてくれるあの企画に感動したのだろうし…


そういった設備的なことにばかり目がいってしまうのは職業病なので無視して
肝心要の展示品である屏風たちもすごく良かった。
個人的には鳥とか生き物が出てくると嬉しくて
まだ自分の中で若冲熱を引きずっている感覚がした。
もっともっと日本美術に明るければもっと楽しめたのだろうけども
あの特有の狂ったパースとか地上なのに雲?がもくもくしてんの見て「感覚が変だ」と連れと言い合って気軽に観ることもできる間口の広い展覧会…
というか立地条件とかデザインとかをもってして
日本美術本来の「なんでもござれ」に立ち返った感覚で間口を広めてると思います、あそこは。
ミュージアムショップもセンスいい。やばいです。色々欲しいものあったけどまた今度。
鳥獣戯画展での己の財布の緩めっぷりが容易く想像できるので今は我慢。
そして次回は絶対併設の不室屋でランチするぞ!!!!
http://www.fumuroya.co.jp/cafe/index.html
美術館併設カッフェーが美術館カラーとピッタリあった稀有な例だと思う。


ひっさびさに美術館そのものに足を運んだのもすごく楽しかった。多謝!
ゲージツの秋でもあるので色々いきたい。