『日本の表現力』@国立新美術館


オープンして初めての金曜夜の夜間開館でしたが…空いてたなぁ。大丈夫?
そして男性的な設計っていうかなんていうか。
普段から建築=男根みたいなのは明白なんだけども
自分が敬愛するような建築作家って全部中性的な作品ばっかりだなぁってことに改めて気づくよ、ここ。
なんか男性的ですよね、なにもかもが。トイレひとつ見ても、さ。


宮島さんのdeath clockの国立新美術館バージョンIDタグによる参加者ってのに応募したら当たって
意気揚々と、それこそ熊本でやってたみたいなモニターに出るような個々のdeath clock?
と勘違いして大興奮で出かけたら
別にIDタグがあろうとなかろうと、現地に出向かなくともWEBで誰でもdeath clockは作れます。
http://www.1000reallife.net/
しかもIDタグへの対応が会場に居たアテンダントさんには衆知されていなかった模様。
不手際だらけで、5,6人のアテンダントがやってきて登録させられて恥ずかしかった。
死亡するであろう日っていうのを登録するんだけど
必死で必死で考えて
ターニングポイントと思っていた19歳も27歳も終わってしまった私には
明確なものって何も無くて
これでローンを抱えていたり子供がいたりすると明確に建てられるんだけど
あんまり近い日付を設定するのが怖くて
私は本気でへこんでしまったりもして
なんていうか近い未来というのは想像できないのでちょっと遠くに。
ハレー彗星が見たいので次のハレー彗星の年にした。
でも大画面に表示された自分のdeath clockはちょっと見られなかったよ。
恋人がゆっていた100年?カレンダーの話と同じように重い。
もう二度と見られないかも自分のdeath clock。
刻々とカウントされていく残り時間が怖かったんだよ。すごく。
で、外に出たら金曜日の六本木。雨が降っていた。
独りで御飯を食べている隣では
これから合コンというような女子の集まりが居て
あー!もしかしてこれがうわさのヒルズ合コンですか?
興味津々で耳をそばだてて。
リアルに人種違うと思った。


国立新美術館
今日は『日本の表現力』『黒川紀章展』どちらも無料のものしか見てない。
『日本の表現力』ではゆっくり見ればアニメとかゲームとか実際遊べたり見られたり楽しめるけど
けっこうパワーがいる。
ICC的なアート展示が良かった。中でもモルフォタワーという磁力を含んだ液体に
磁力を発生させる装置を影響させる新しい彫刻というか、なんかそれが一番凄くて独りでうわー!とか言ってた。
黒川展はもうちょっと元気な時にゆっくり見たい。
なにぶん男性的すぎるゆえ、奪われる感じ。
地下のショップも割りといいです。水玉の茶碗と玉の肌石鹸のアロマ系のが気になりました。
またゆっくり行こ。