「重森三玲の庭」展@松下電工汐留ミュージアム


昨日遊んだ友達からチケットをもらった。事前に「非常にヤバイ展示なので予め衛生兵の用意を!」と注意されていた。
ドカン!ヤバイ、デスヨ。ミ、ミレイ様…あたしをこんなにしちゃって責任とってください。
昼間っから私は官能的な気分にすらさせられていた。たかが、庭、のパネル写真や図面展示ごときで、だ。
非常に興奮状態にさせられたので万が一連れでもいたら迷惑をかけたと思うので独りで観にいってよかったなぁ。
この展覧会は作庭家重森三玲のてがけた庭を写真や図面で紹介するというものなのだけれども
その展覧会コピーに「地上の小宇宙」とあるように宇宙を感じる、庭から。
作庭家という職業についてぜんぜん認識がなかったのだけども
日本家屋における庭って建築と対になって日本独特の光の陰影などもすべて計算しつくさないといけないわけで
芸術というよりは建築家サイド職人気質が存分に感じられた。
一番有名なところって京都の東福寺になるのだろうか?あの市松の苔とか。ああいう庭園を造るのに図面を引くことを始めて知り、そしてまたその手書き図面の恐ろしく美しく細密なこと!ウットリ。あの苔の配列一枚一枚も計算しつくされていたわけです。コスモです。
京都の重森自邸は現在公開されているらしいので、それも含めて京都行きたくなってきた。冬の京都もいいな。
そういえば仕事が非常に暇なのでこっそり有給休暇とってよし発言が上司から出ている。しかし月曜や金曜にとって連休というのはとりづらく中々使いどころが難しい問題でもある。そんなことより大丈夫か、会社。