ぢっと手をみた。

4月から娘に服用させてた薬が今日でやっと終了した。
4月の時点では何の疑問も持っていないようでニコニコと苦い(らしい)薬を飲んでいたのだけど
5月に入って娘生後4ヶ月を迎える頃よりあからさまに嫌な顔をしたり口をムーっと閉じたり舌を突き出して拒否したり、と
日に日に投薬が大変になって騙し騙し与えていた。
で、それも今日で終了。
こんなこと一つとっても新米母としては「大変だな」と感じてしまってたのでちょっと安心。
いや、この先薬を飲ませることなんて多々あって
さらに自我が出てくるのだからもっと大変になるのだろうけど。


生後4ヶ月。私の母親修行も4ヶ月目ということだ。
こうやって今わたしは育児に埋没している感じ。
非常に狭い世界で生活しているのだけど子を産み育てる事で視野は確実に広がった感じがある。
ただやっぱり仕事をしていないことがストレスとまではいかないけどマイナス感情に動くことがある。
それってやっぱり金銭的な問題なのかね。
日々の暮らしではお金を使う事が殆ど無いのだけど
それって、たまに欲しいものがあっても収入が無いから我慢してしまうからなんだろうなあ。
いや、育児休業中なのでいくばくかの手当てがあるにはあるが貯金しないとな、とか考えてしまう。
第一、育休中でも税金は払わなくちゃいけないし
社会保険料は免除してくれているものの、何故か産休期間の分は免除にならないので
その産休中の社会保険料と毎月の税金を合わせたら30万近く後で支払わなくてはならないのだった。
そう考えると、産休期間に保険組合より支払われる手当金もその税金支払いに当ててそれでパアだ。
まあ、そんな手当てをいただけるだけマシなんだけど。


女性の出産と仕事に関しては妊娠してからずーっと考え続けている問題でもあって
いまだもって自分の中で正解のようなものも出ないことだけど
出産することが不利とかデメリットと感じないと言ったら嘘になる、やっぱり。
女の人の負担って物凄く大きい、やっぱり。
まだ4ヶ月だけど、そんな短期間でも少子化になるの分かるなーって思ってしまったことが何度もある。


自分の中でどう折り合いをつけて行くのか、どういうことを正解としていくのか
職場復帰するまでに光が見えるといいな、と思う。