病院付き添い中思いのほか読書時間が取れた。

星間商事株式会社社史編纂室

星間商事株式会社社史編纂室


ドラマ『ショムニ』みたいな陽の当たらない部署、社史編纂室の面々が会社に過去の悪行を暴き、コミケで暴露社史を売る…という話。
WEBちくまで連載されてたやつだ。設定面白いし社史編纂室の同僚達が良いキャラで楽しめたんだけども
主人公とその彼氏の人物像や作中に更に出てくる小説(こういうの劇中劇でなくてなんて言う?)の感じとかなんだか読んだ事がある気がする…って思ったら

『ロマンス小説の7日間』そっくりだった。焼き直しの部分が色濃いような?
光


圧倒的に暗い。同じ作者とは思えない。でも本質的にこういう人なんだと思う。
津波に飲み込まれてなくなった島で生き残った3人の子供。大人になるとあんまり魅力的ではないんだな。残念。
あとちょっとコインロッカーベイビーズを思い出した。
私は赤ちゃん (岩波新書)

私は赤ちゃん (岩波新書)


松田道雄の本は面白い。これは翁が赤ちゃんの立場になって書いたエッセイ。
1960年代に書かれたものなので今ではビックリな育児が出てくるけど。