神去なあなあ日常

神去なあなあ日常


林業を舞台にした小説。
変わった世界だから期待してたんだけど
林業の世界も、村の人達の描写もどちらも中途半端な印象。この人の作品はバラつきあるなあ。
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)


かの子ちゃんという小学1年生の女の子を基点とした中編。良かった。
今のところ万城目さんは全部面白く読ませてもらってる。
まずかの子ちゃん、友達のすずちゃんがイキイキとしていて良いし
マドレーヌ夫人と名づけられた猫、犬の玄三郎、鹿男あをによしとリンクしていることを匂わせるお父さんの存在。
小さな小さな謎、最後の種明かし、泣ける。