場所はいつも旅先だった (P‐Vine BOOKs)

場所はいつも旅先だった (P‐Vine BOOKs)


フィクションなのかノンフィクションなのか垣根の無い感じの本。
アメリカでヴィンテージジーンズを買って日本の古着屋に卸したり
知人に贈るためにブローディガンのアメリカの鱒釣りの初版本を古本屋で探す話や、ストランド書店の話やら
これがすべて実話であったらいいなあと思うような素敵な話。
で、これを読んで私は改めて確信したのだけど
本好きな人にはだいたい共感及び好意を寄せてしまうのだよね。
本への愛情が一杯につまったこの本は読んでいてシアワセな気分になる。
実生活においてもそれは一緒で
本好き、書店好き、暇があれば本屋に自然と寄る姿勢ってのは私と家人の間にも同じ空気がながれていて
だからこそ一緒に生活できてるのかもなーと思う。