鹿男あをによし

鹿男あをによし

鹿男あをによし


今更だけど読んだ。
最近、色々旅行しているのであんまりどこかに行きたい欲が沸かないのだけど
これを読んでいたら奈良に行きたくなった。
奈良フリークの私としては小説の中の舞台が「ああ、あそこかー」とか
ひと気のない寂れた路地の感覚とかビブレ!とか、県庁の裏手の感じ、とかが浮かんでウズウズする。
奈良行きたい!大和路!凍れる音楽!
小説そのものは文体も設定もしっかり『坊ちゃん』していて面白い。
面白かったけど面白かったという感想で終わっちゃう点もあり。
boy meets girlならぬ鹿。


ドラマをちょっと観てたせいで堀田さんはすっかり田部未華子ちゃんのイメエジ。
小説から醸し出される堀田さん像よりもドラマの方が凛とした女子高生ぶりが非常によろしい。
奈良の女子高生生活、うらやましい。