2008晩秋中欧旅行 5日目-2

鉄道でウィーン南駅に到着した我々、とりあえずユーロを全く持っていなかったのでATM機を探してさまよい
続いてはウィーンカードを買うための窓口を探してさまよう。
ウィーンカードとは地下鉄・バス・トラムが72時間乗り放題になったり
カード提示によって各種美術館等の入場料が割引になったり、加盟店舗の割引や特典がつくカード。
カードの料金が18.50ユーロなのでかなり精力的に周らないと元は取れないのだけど
切符を買う手間を考えたらこのウィーンカードか、もしくは24時間乗車券(5.7ユーロ)を買うことが望ましいと思われる。
ウィーンカードを買った後、タクシー(ベンツ)で宿泊ホテル、ラディソン・SAS・パレへ向かう。
パレということから分かるように、このホテルはかつての宮殿を改築してホテルにしたもの。

写真は(恐らく)元々は宮殿の中庭部分を改築、ガラス屋根を張って吹き抜けにしたロビーから撮ったもの。
といってもSASスカンジナビアン航空)系列なのでホテルそのものは普通に近代的設備。
でも、ちょっと気張っただけあって部屋は広いし、バスルームの床暖房や
ウェルカムドリンク、フルーツ、コーヒーメーカーがあったりして豪華だった。
チェックインして荷物を置いたら、遅い昼を食べにウィーンの町へ。
とりあえず勝手も言葉もよく分からないのでホテルに近く、日本語メニューもある『ミュラーバイスル』に入る。
ホワイトアスパラのグラタンや、名物ウィンナーシュニッツェルをいただく。

大きさにビックリするところは大手町名物紙カツみたいだけど、味は紙カツよりも断然美味しい。サクサクしてる。
こちらのお店は日本語メニューのおかげで分かりやすいし美味しい。おすすめ。

食事の後にいよいよ初挑戦のトラムに乗ってウィーン市内を移動。
自分でボタンを押して乗り降りするところや、なんとも分かりづらい路線図や表示、アナウンスにドギマギ。何度か間違えたりもした。
そもそも、山手線のようにグルグルと環状していた路線が10月中旬に変更になっていて、
ガイドブックとは全く違うルートになっていたことが輪をかけて分かり辛くしていた。
結局3日間乗ったくらいでは慣れなかったなぁ。
1日目は市庁舎前広場で開催されているクリスマスマーケットに向かう為だったので乗ったのは少しだけ。

市庁舎の窓に数字が書かれているのが分かるだろうか?
この数字がアドヴェントカレンダーの役割を果たしているみたいでクリスマスまで一日ずつ開いていくようだった。
私達が行った日は正にこのマーケットがオープンした初日だったので結構混雑していたかも。

こんな風にお菓子やクリスマスオーナメントを売る店が出ていたり
ホットワインを売る屋台があったり(もちろん呑んだ)

メリーゴーラウンドやミニ電車などの遊具もある空間だった。クリスマスマーケットっていうより全体的にアトラクションみたい。
トラムを間違えて乗ってどうにかホテルに帰る。
プラハのこじんまりした感じと比べるとすんなりとは馴染めない
というか受け入れられてない感じだなーと思いながら就寝。くたびれた。