プラハの春
- 作者: 春江一也
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2000/03/17
- メディア: 文庫
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- 作者: 春江一也
- 出版社/メーカー: 集英社
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ガイドブックも重要だけれども、どこか旅行に行くときには、その行き先が舞台になっただとかその地の生まれの作家だとかを読むようにしている。
この本は、1968年のチェコで起こった政治運動及び事件を背景にした小説。
小説内の日本人外交官と東ドイツ人女性との恋というのはさて置き、プラハの春というチェコの歴史の一幕に触れられる良い本だ。
これを読んでからチェコのガイドブックなどを観ると、そのガイドブックの写真ですら感慨深く思うようになった。
実際にヴァーツラフ広場*1などに足を踏み入れたら更に感動するのだろうな。
渡欧前に、カフカなども再読したくなってきた。
- 作者: フランツ・カフカ,Franz Kafka,前田敬作
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/05/04
- メディア: 文庫
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あと、澁澤の滞欧日記のプラハの章も。
- 作者: 澁澤龍彦,巌谷国士
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1999/12
- メディア: 文庫
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*1:1968年、チェコの改革運動弾圧の為、ソ連の軍事介入により戦車が乗り入れられた