クー・デ・ターと木瓜の花紅く

だからどうということもないが今日は二・二六だ。
毎年毎年この日になると「今日は二・二六だ」と日記書いている気がして探してみたけどそんなこともなかった。
多分はてな移行前日記とかに書いてたんだろうな。
二・二六のことを考えると色々ドキドキする。
だから恩田陸の『ねじの回転』の着眼っていいよなぁ。

ねじの回転 FEBRUARY MOMENT

ねじの回転 FEBRUARY MOMENT


と同時に、久世光彦の『陛下』も二・二六が題材だったりするのでこの時期いっつも再読したくなる。
陛下 (中公文庫)

陛下 (中公文庫)


と同時に、晩冬から初春にかけてのこの時期になると
以前住んでいた処に咲く木瓜の木を思い出す。
巨大かつそれは古い木に鈴なりに咲く紅い木瓜。
それをだいたい夜にコンビニに酒を買いにいったりする時間に観察しては季節の移り変わりを感じたものだ。
なんか妙に懐かしくて、しかしもうああいう風にあの木瓜を眺める事は無くて
いつかあの古い木瓜にも寿命が来るのだろうと思うとちょっとセツナイ。