山茶花の花、街の光


金曜の夜は久しぶりに我が町に友達がやってきて二人だけのささやかな忘年会をした。我が町で呑むのもえらく久しぶりだ。お互い下の名前で呼び合うことのできる数少ない友達だが、考えたら最近「君」とかってお互い呼び合ってて変なの。思えば大人になると下の名前で呼ばれる機会がぐっと減って大変に寂しく思う。
今日は久々に母親にあったので名前を呼ばれた。○○子さん、となぜか「さん」付けになっててそれはまるで義母みたいで可笑しかった。ある意味嫁姑プレイ的な銀座ランチを振る舞う。
以前からずーっとずーっと行きたかった「貴船」というお店。ここ、もっと前から来てれば良かった。美味。雰囲気よし。対応よし。全部制覇したい感じなので銀座ランチの会員を常時募集します。
母親と浜離宮を散歩した後、師走の銀座を歩く。歩行者天国。
松屋でお洋服などを指くわえて見て、あとクリスマス商戦の装飾品なんかとっても素敵だった。今まで装飾品ってホントに興味なかったのに、なんであたしどうしちゃったんだろう?老化現象の一つなのでしょうかね?華やいだ気分になるために???というよりもう死期が近いのだろうか?っていうくらい変なことばっかり、最近のわたし。
「なんにも欲しいものないのよねー」
「あーわかるわかるー。アクセサリーとか買っても働いてないからつける場所がない、でかけないしー」
とか、40歳くらいの専業主婦っぽい二人連れが言ってた。なるほどバブル通過組ってこういう会話が出来るわけか。
ちょっとまてよ?つけていく場所がないと意味がないっていうのはーアクセサリーの付加価値は誰かに見せることにあるの?
誰に誇示して見せるとかそういう目的じゃぁなくても自分のために欲しいと思うがなぁー。と疑問を抱きつつ銀ブラおきまりのコースをして丸の内方面に抜けてフォーラム、和田倉噴水公園などに行く。
和田倉。アンビエントキャンドルってのとか見たくて。ミレナリオの無い今年はそれなりに丸の内界隈が凝ってます。電気屋としては血が騒ぎます。
和田倉壕あたりは絶対穴場だと思ったら凄い人出だった。和田倉噴水公園って凄く好き。デートコースとしては絶対正解だと思う。あたしが男だったら絶対連れて行くなぁって場所だ。でもわたしはかつてこの公園で「宇宙からの声を聞くことができます」と変な見知らぬヤバイ人に口説かれたことがある。おもしろいなー。
http://www.nifty.com/koto-tokyo/event/park.htm