H&deMとその他の繰り言


存在価値とか自己肯定なんだとかそういうの。
やっぱり無理だったのならいっそのこと機械のカラダを手に入れる為に999に乗ってそれでもって鉄骨を組む為のネジでいいからそんなものになって、そして私はこの建築物の一部になりたい。
というくらい、最初に観た時に度肝を抜かれた。ヘルツォーク&ド・ムーロンの南青山のプラダビル。好きだということを分かってもらうためにはもう融合するしかないよ!というような愛情表現はとくと理解されないがドロドロに溶けてしまいたい。あとどうやっても上手く撮れない!こんなに好きなのに!
好きといえば、先日観たアニメの「時をかける少女」。いくつになっても「好き」という感情のややこしさって何ら変わらない。体内甘酸っぱ濃度が上がった感じがする。いつまでたってもアレだなぁと思う。でも、あの映画は男性と女性ではやっぱり観方がまるで違うみたい。
全くタイプの違う男の子二人に女の子一人っていう、女の桃源郷ですよ、あれは。三角形のあやふやな関係性も素晴らしいし。どっちがかけても駄目みたいな、さ。今回のあれはそうそう張り詰めた三角でも無いんだけど。タイムリープ云々よりも恋愛方面の感想ばっかり力説した気が。3人でナイターか・・・!
「ナイター」。そうそう。ナイターデート、一回やってみたかったんだよなぁ。野球別に好きじゃないけど。うん、でも可能性の問題とかなんかいまさら難しいかなと思うんで、いまわのきわに「嗚呼ナイターデートしたかった」とか言い残して思うのかしら。でも。思い出してみたら派遣をやっていた頃に、女の人と二人でナイターに行ったことがあった。部長室の秘書をやってる綺麗なおねえさんが広報の人にチケットもらったとかで、何故かその綺麗な秘書と私で神宮のナイターを観た。初夏で、ビール買って呑んで、野球なんか見ちゃいなくて、なんか楽しかったからまぁ良しとするかのブルース。それも私の大事な夏の思い出のヒトツなのだし。
周りで急ぎ足で夏が消えていく感じ。暑いの大嫌いだけど、何故か今年は夏の終わりが寂し過ぎるのブルース。いんにゃ、ロックで。