『人のセックスを笑うな』山崎ナオコーラISBN:4309016847

エッセイを読んでいて気が合いそうだとたいてい小説も読むことにしている。
朝日新聞で連載中の彼女のエッセイ『指先からソーダ』を読んでいると
ひどく共感したり、ハッとするほど綺麗な言い回しがあったりでいつかちゃんと小説の方も読んでみようと思ってやっと。
なんて素晴らしいタイトルなのだろう。
でもこのタイトルに名前負けというかイメージ先行してたのかも。
それでもエッセイから感じる人や物への距離感が
やっぱり小説でも同じ温度で心地よかった。
エッセイでも自身のブログでも物語でも「いいなぁコーラちゃんは」となんとなく嫉妬と羨望してしまう文章。