思い出、田無タワー、きらきら

3月というのは
不動産業界、そして集合住宅を作ってるような人にとってはとっても忙しい。
本来デスクワークのわたしですら借り出されることも多くなって。
一日現場にいたら髪はパッサパサ。
手はガサガサ。
帰宅して顔洗ったらヒリヒリまでする。
ぢっと手を見ちゃったり。


今日は西武新宿線に乗って郊外の方に行く。
ちょうど現場の場所が某街道沿いで
10年前くらいの真冬の深夜
その道を友達と歩き続けていたことを思い出した。
あの頃、ちょうど田無タワーのあたりで空が白々と明るくなって
青春の蹉跌真っ只中の友にも私にも
「ぼくらは野良犬だな」
「でも友よ、あ、明けぬ夜はないのだよ」
なんて会話があった、ような気もする。
何を話しながら夜通し歩いていたのか今ではあまり覚えていないけれども
田無タワーの光と
新宿高層ビル群から登る朝日の光は、今でも鮮明に覚えている。
あの時の気持ちなどをボンヤリと形にしたいと想いながら
随分時間が過ぎた。過ぎたのだ。


節目だから?
最近こうやって過去を反芻することばっかりでいけませんいけません。
前を見なくては。