入梅と旅情について

梅雨入りした模様。
いかした長靴が欲しいなと思うこの頃。
16本骨組み傘も欲しいけれども
『パリの恋人』でフレッド・アステアが着てたみたいなレインコートも着たい。


クチナシの季節だ。
甘ったるくて悲しくて煩わしくて、それでいてエロティックな匂い。
面倒臭い女の子みたいな匂いだ。
見た目は楚々としているのに。


金曜日は、呑みに行かない限りは
うちで『水曜どうでしょう』を観ることにしている。TVKで再放送のやつ。
四国八十八ヶ所やっているんだけども
第何十何番何々寺という名前を観て
「あーあれが居るところか」と教科書の写真が浮かぶ自分が居る。
あれって仏像なんだけどもね。
随分、旅行して仏像みるなんてことやってないので
どっかに行きたいなァと思う心は日増しに強く。
昨年行った夏の四国ってのがとてもよかったのでまた行きたいし
豊田の豊田市美術館だの広島の清掃局だの
関東以外の建築物鑑賞も行きたいナァと思うし…。
あー、東北も言ったことないしナァ。


そんな最中、
暮らしの手帖バックナンバー見ていて
長野県小布施への日帰り一人旅が突如頭をもたげる。
誰もわたしを止めてくれる人がいない一人旅というのは
突如山登りになってたり飲まず食わずで歩き回ったりで、とっても危険なのだけども。


どっか行きたいな。
葡萄酒でこんがらがった頭のまま地図をみる 雨。