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建築黙示録の今を歩く。世田美のワークショップに参加してきた。いやぁ、なんかもう…数年ぶりにマジメに写真撮っちゃったよ、ホント。独りで歩いてると、思考ばっかり選考してシャッター押せなかったりするんだけれども、本日はカメラを抱えた仲間がいて、なんだか楽しく大真面目にシャッター切ってました。天気も良くて最高なり。刑務所跡地に唯一残ったレンガ造りの門の前での灼熱の暑さは、なんだかこれから忘れられない温度となって、残るきがする。
西武新宿線沼袋にあった『中野刑務所』跡地を見てから徒歩でJR中野駅。日比谷に移動。日比谷三信ビル*1。などなど。丸の内の遺跡的な昭和建築を眺めて汐留に移動。新橋から浅草に行って六区を見、吾妻橋のあのウンコビルのビアホールで打ち上げ。さらに浅草奥地で二次会。二次会まで参加して、写真をとりまくって建築リノベイション話&廃墟建築ネタで盛り上がって終了。
宮本隆司さん、非常に純粋で、無邪気で、好奇心旺盛で、とってもとっても気さくなかたでした。君達とボクという隔たりはなくて、みんな一緒なんですよ、という今回のフィールドワークに関する言葉が印象的。
ずーっとカメラを構えなかった氏が、唯一シャッターを押した場面に遭遇してしまい、大感激。なんかもう・・・ハイ。感無量ですよ。
それでもって、短大の時に、こういう授業あって造幣局とか行ったよなーと思い出して、最後はその感覚で…ゼミの教授のオッサンと呑んでるだけなような、シアワセな1日でありました。
こんな団体行動をとること自体が久しぶり。
生徒は同世代ではなく老若男女いろんな人が居た。中銀カプセルタワーに住んでるなんて人も居た。呑み代を学生料金で徴収されそうになった。たしかにションベン臭い若作りだが、イイトシなのでちゃんと社会人料金払ったさ。
にしても、今回25人定員のところに150人もあったと聞いて、ますます驚く。有難い幸運に感謝する。
肝心の世田美の展示はまだ行ってない。そこで今回作った図録ちゅーか写真集が凄い。書店で出したら倍はしますよって作家本人が言っていただけある。皆さん、こぞって行きましょう。

*1:あのニューワールドサービスの入ったあのビルです。ずっと興味あったこともあって、ここでフィルム一本使ってしまった。