上田義彦展『Photographs』東京都写真美術館

3Fの展示室にて開催中。都民の日で無料ってことで、日曜に行った時にこれは観られなかったので、また行ってきた。初めて観る写真でしたが、ファッション写真で活躍していたというのだから一度くらいは目にしたこともあったろう。
ネガの縁んとこも焼き付けて見せてしまうかと思えば、「え、ココで切っちゃうんだ」と思ったり、トリミングの妙。日曜の『幸福論』における蜷川実花の花の写真は、写真という媒体でありつつも、どこか幻想的なイメエジが沸いたのに対し、今日観た上田義彦の撮った花の方は、グラスに生けられた切花で、バックも何もかも白くて作り物っぽいのに「虫の羽音」が鳴った、耳元で、マジで。


写真学校行ってますという女子はかなり画一的な印象を受け、そしてそれはそのまま私の苦手とするタイプであることにやっと気付いた。