チェコビールが呑みたくなったよ

飯田橋ギンレイにて『英国王給仕人に乾杯!』観る
http://www.bowjapan.com/iservedtheking/
昨冬に封切られて見逃してしまったチェコ映画。
アニメ以外のチェコ映画観るの初めてだったし、いまいちどういうストーリーなのか想像もつかなかったのだけど
重い歴史的背景を描きつつも
なんともいえない毒っ毛のあるユーモアがそこかしこに散りばめられ、そして
主人公ヤン・ジーチェの辿った半生がいったいどういったものだったのか最後までひきつけられる映画だった。
ヤンの職場であったホテル・パリのロケ地は昨年の旅行でも訪れた『市民会館』であったり
他にもカフェでケーキを食べるシーンではキュビズム美術館のグランドカフェオリエントが使われていたり
ため息の出るほど美しい内装に旅を思い出すこともできた。
特別な派手さもないのだけど何ともじわじわくる映画だった。
最後の最後の台詞が「ナ・ズドラヴィー」とビールで乾杯するのもチェコっぽく。


それにしても今日は8/1で映画千円だったせいか非常に混んでいたな。
11:50の回なのにその前のノルウェーの映画からずーっと流れて観てる人も多くてほぼ満席。