ウィーンのカフェハウス

帰宅時に電車の中で読んだ本

ウィーンのカフェハウス

ウィーンのカフェハウス


カフェにかんする薀蓄とウィーンの名店紹介。
殆ど、カフェで生活していたようにカフェ入りびたりの生涯を送った文士の詩が印象的だった。

あれこれ悩みが尽きぬなら−カフェに行くことさ!
ブーツがボロになったなら−カフェに行くことさ!
医者にもなれず今はしがない官吏なら−カフェに行くことさ!


ペーター・アルテンベルグ『カフェ賛歌』

と、まあ、こんな風に何があってもカフェがある、というような内容の詩。
ちょうど、会社帰りの鬱々とした気分の時にこれを読んだので、私の心は痛烈にカフェを求めた。
でも、自分の住んでいる町はカフェよりも、昼から開いてる居酒屋旺盛だしなぁと思った次第。
この町でなくても、なかなか通いたいほど好きになれるカフェって無いなー。