introduction-2

ウィーン
音楽とザッハートルテ、そして勿論世紀末退廃芸術の国という事で、なんだか自分の好きそうな物が一杯ありそう、と昔から興味があった。
チェコ
それに比べたら中学校の合唱コンクールで歌ったスメタナの『モルダウ』の悲しきメロディ、あとは浦沢の『MONSTER』の印象くらいしかなかった。
でも極東に住む私が頭でイメージするヨーロッパの街並が『残って』いるのはプラハなんじゃなかろうか?と
ガイドブックを観たりネットで情報をあさるにつけプラハへの憧れは強くなっていった。


一カ国に絞りたいところだけどもどうしても絞れないので二カ国。
ウィーンとプラハに滞在するフリーツアーを探してみたが中々数が少ない。
中欧三ヶ所*1を周遊する添乗員付きツアーが一番多いみたいだけど、添乗員に案内してもらうツアーは最初から選択肢の中にはないし、何より駆け足で沢山周るのはつまらない。
何件か見つけたフリーツアーの中から信頼性のあるJ社のツアーをあたってみることにした。
往復航空券とホテル、空港ホテル間送迎、ウィーン〜プラハ間の鉄道移動が組み込まれているもの。
どうしても空路で丸二日取られるしウィーン〜プラハの移動もあるので
ツアーの基本日程8日間のうち事実上観光できるのは4.5日くらいだなあ。
こういう時日本とヨーロッパの距離を思い知らされる。
遠いし、お金もかかる。
考えてみたら初海外は10年前のロンドンで、ヨーロッパに渡るのはそのロンドン以来だった。
そして次にヨーロッパ行くのなんてまた10年先になるかもしれないんだし
新婚旅行なんだし、ホテルくらいは贅沢したい!というかあんまりじめじめした安いホテルは勘弁だなあーというわけで
ホテルのランクは5つ星に指定、一日プラハでの宿泊を増やして見積もりをしてもらう。
結果…2人で70万円。やっぱりサーチャージが恐ろしいことになっている、それにしても高い。
ちょっとこれは贅沢しすぎだよねえ…
もっとネットで出てくるような格安ツアーに乗り換えるか
それともチケット、ホテルを自分たちで予約するか。
振出に戻る。

*1:ウィーン、ブタペスト、プラハとか。あとはドイツロマンティック街道とウィーンの組合せなど