Musical

Musical


賛否両論あるみたい。でも私は彼らがとっても好きだし、
なんだかんだいって去年から今年にかけて一番聴いている人達なので手放しで喜んでしまいます。
なにより、生きている人の音源を好きで居られること。
そしてその人の新譜を聴ける現象が自分にとっては珍しいので有難い。


あと、前作のオリジナルアルバム『てん、』から考えると
更にプログレっぽさ全開で来るかと思ったけどそうでもなかった。
ん?自分はプログレっぽいの期待してたのかー?!
クラムボンフィルターを通したジャズやプログレのリズムが多分きっと私は好きなのだ。
あとは、やっぱり郁子ちゃんのピアノ!
確かにこのアルバムはとおして聴くと後半の尻すぼみ感が気になる。
でも一番最後の曲のDEAR GOULD。
あー!そうそうそう。郁子ちゃんにグールドのことを語ってほしかったんです、私。


関係ないけど私は自分の顔が好きじゃない。
でも、それじゃあタレントのだれそれみたいな美人さんの顔だったら良かったかというとそういう風にも思えなくて
勿論憧れちゃう外見って沢山あるんですけども
美人さんだったとしたら人生におけるオモシロオカシイの判断基準が違っていたろうて
誰それみたいな顔になりたいとも思えないこのふてぶしさ!スマンね。
そんな自分だけどもクラムボンの郁子ちゃんには本当に憧れる。のです。
郁子ちゃんだって相当に超が着くくらい個性的な顔立ちですけどね。
なんかもう存在そのものが羨ましいです、郁子ちゃん。
たった一日でいいから私もあんなふうに伸びやかに伸びやかに鍵盤をたたきながら唄いたいものです。
ピアノワークという観点からいうと今回のアルバムは物足りないかもしれない。


アルバム『ドラマチック』の収録曲『モノクローム』の3分15秒あたりからの
突然なる転調とピアノワークと重なるホーンの展開に痺れたとこから私は抜け出ていないんです。きっと。