路地を愛する気持ちは変わらない


燃えたぎるこの情熱!出口なし!
職場から神保町まで歩いて。夜。
実はいうと先週末もうっかり御茶ノ水で降りちゃって行ってんだけどね
また雪祭りがあるとかで
ああそうかあの路地に雪とか積んじゃうやつね?って去年の雪祭りん時も私はそこに居た。
今の職場にずるずる居ちゃってるのはこの愛すべき土地のせいもあるかと思う。
今日は南洋堂書店の屋上が解放されていたので屋上に上がったら瞬時に風邪ひいた気がする。
でもこのバカな情熱までも沈静されていいかもしれない。
路地裏歩いて、今まで知らなかったバーなどを発見する。


路地といえば、先週から始まった倉本ドラマは凄くいい。
神楽坂が舞台のドラマ。
二ノ宮君の男っぷりがあがっていて「うわ!今の表情!」とか悶絶しながら見る。保存ものだ。
エンディングのモノクロ写真もとてもいい。
あとはよく磨きこまれた調理台とか白木のまな板とか
静物を写してるにすぎないのになんかドキっとさせられる。映像。
本日は八千草薫がとてもよくて
このお方は最近では可愛いおばあさまという役柄ばっかりだけども
花街に生きる政治家のお妾さんという役柄で
可愛い我儘を言い、しかも時に情夫への深く切なく愛に狂った感じがのぞく。
あのいくつになっても純情そうな顔だからなおさらイイ。
死んだ愛人の葬儀を車中から眺めて合掌するシーンはこちらも泣けます。

神楽坂、憧れの街。もっと歩こう。