夏の空だった。

バスから眺めた空は夏みたいな空だなと思う気温は35℃。
そうだもう夏なのだ。
梅雨も明けてないけどヒグラシ鳴く。
駒沢公園でアイスを食べた。


しをんちゃんの直木賞受賞はちょっとまだ早いような気がする。
なーんて偉そうだけどオメデタイことだ。


十代、二十代前半までは
生きてる作家と女性作家のものって読めなかった。
それって悔しいからだよ、って言われてて。
まぁもちろん一理あるんだけども。
文章からリアルタイムで生を感じるのがとてもイヤだったせいもある。


でも今はわたし色んなことに諦念を抱けるようになったし肥大した自我も無くなったし(多分)自意識なんてものも一度は海の底に捨ててしまったので
生きてる作家のものを抵抗なく読めるし
その素晴らしい才能にはただただ感服してひれ伏すだけだ。
室井ナニガシよりは面白いこと言える自信ってのは私は絶対に譲らないけど!


しをんちゃんの文章はやっぱり好きだ。中毒性がある。
同世代ということも大きいし
抱えてきたマンガが非常に近いことも起因するであろう。


人は不幸でないと面白い文章が書けないと思うのは気のせいか?
少なくとも私はシアワセ一杯の時には面白い文章なんか書けないし
多分日記なんか書きもしないと思う。
乙女日記を書こうとするのを必死で抑えるばかりだ。
私が面白いって思ってることがイクォール自虐だからかもしれない。
で、私が勝手に感じているだけだけども
しをんちゃんの最近のエッセイはあんまり笑うポイントが少ない。ので
やっぱりシアワセなんだろうなと思っている。
めでたいが創作の枯渇という面でムズカシイところ。僕も君も。どっちを取るかさ。