仇桜、お母つぁんと茶店にて。

母につきあって両国の江戸東京博物館に行く。
今日は日曜ということで寄席をやっていた。


何回か行ってるけど
あの常設スペースはとても体力が足りなくて見尽くせない。
明治時代コーナーに突入するころにはテンションが上がりまくっいて
もうよく分からないことになってしまう私。
そっか、今度は昭和から逆に見ていけばいいのだな?
しかも是非一度歴史に造詣の深い人と一緒に行ってバンバン説明されてみたい。


今日は母親が一緒だったので
母の母、つまり私の祖母が深川で体験した関東大震災の話とかを聞いて更に興奮マックス。
幼かった祖母が弟を背負って川に飛び込むくだりとか何度聞いても飽きない。
根津の爺さん。っていうか母の父だが
母の父が継母に育てられていて毒を盛られた話とか
壮絶すぎてこれも何度も聞いてるけど飽きない。引き込まれる。
宮尾登美子あたりに書いて欲しい。


両国から浅草へ。骨董市に付き合わされる。
アンヂェラスでお茶して別れる。
何故か、赤飯と生のワカメと父のブロッコリーを持たされる。泣けるよ。


しかしあれだな。
世の親というのは一人娘に対しては
どこかでいつまでも手元に置いておきたいという意識があるのだらうか。
友人知人の家の孫の写真を悔しがって見ない父、という話題が出て
いやぁ〜申し訳ないけどこればっかりは…結婚すらも御縁があるかどうか怪しいところですわ、お母様。というようなことを
ちょっと覚悟しておいてもらおうと思って言ったのだけど、どこ吹く風だ。
孫はちょっと抱いてみたいけど、
してもしなくてもどーでもいい。って言われちゃった…。
私の母は中学を出てからずーっと、今でも働き続けているような人なので
家庭に入るとかにあんまり執着が無いのかもしれない。


たまにこうして両国で昼間から地ビールとか呑むのを付き合えるから満足してもらってるのだらうか。
でもちょっとは急かして欲しい気もする。
「いい人なのよ」とかいって写真を見せられてみたい気もする。