嗚呼家が建つ建つ家が建つ。

こんなに都心マンションとかの見積ばっかりやってるのに
あんまり会社の成績とかは関係ない。
建築業なんかで働きたいと思ったのが因果
今冬の茄子だって酷い有様だろう。多分。


誰が住むんだよーこんなところにーとか思いながら
麻布あたりのワンルームマンションとか見積をする夜。
最近流行ってるよな。
変則的な形をしたワンルームで突如真ん中にバスルームがあったりするやつ。
否、住む側には多分流行ってないけれども。


いついつまでにアレをしろだとか
何日にはどこどこに行くとかアレがあるだとか
余りにもキッチリキッチリなことを言われていると
それが社会人たるものなのだろうけれども
非常に煩わしく恐ろしくなってしまう。
酷く曖昧で水彩画のような音が恋しくなってくる。
日本語はおろか、肉声すらも流れないような
それこそエレクトロニカとかが恋しくなるのさ。