カポーティ『夜の樹』(ISBN:4102095055)
いやぁー面白いワ。
図書館で借りてきてここ数日の通勤の友。
20分の電車の時間、その間、着く頃には物凄くのめり込んでいて乗り過ごしそうになる。旨い。
文庫の裏表紙には「お洒落で悲しい」とか書いてあるんだけどね、全然そんなんじゃないですよ。カポーティ=お洒落ていう表現が私にはわからない。翻訳者である川本三郎氏の言葉の選び方が旨いんじゃーないかな、と思う。
ウォーホル日記も、あの女史ではなくて川本氏に訳して欲しかったと思うもの。


内へ内へと向かう物語の消失点がとても共感できます。