神田川願望もろくも崩れる

夜の散歩をしていて近所の銭湯の前を通ったら、八十年の営業に幕を下ろすとの張り紙が。悲しい。番台のじーさんもばーさんも、ホントに愛想なくて触合い銭湯とかじゃなかったんですが、なによりも趣ある建物を愛していたし、家の狭いユニットバスに我慢できない時、クサクサした時、汗を引かせたい真夏にも、温まりたい真冬にも、引越し当初のテレビの無かった頃にもテレビを観に通った場所でありました。シチュエーション的には神田川の情景にピッタリなのでいつかそんな妄想につきあってくれる人と一緒に来たいとか密かに思ってたんだけど、崩れました。4月30日で閉店してしまいます。悲しいけれど、この悲しさの分、許す限り通いたいものです。さようなら、ありがとう。