郊外

不覚。昨日は冬至だったのに柚子湯に入らなかった!カボチャも食べなかった!歩いて30秒のとこにある銭湯行けば良かったナァ。
とか、ベットの中でグズグズとする朝。ポッカリとした休日。
エイヤッと頑張って起きて、図書館に行ったら休みだった。
そのまま電車を乗り継いで、乗り継いで、都営三田線の終点、西高島平まで。初めて乗るからなのか…えらく遠く感じた。ていうか東京って狭いようでいて広いなあ。いや、板橋がデカイのだ。板橋区内だけで板橋北、板橋西、板橋、と集配郵便局が3つもあるだけのことはある。
駅を降りると、大きなバイパスが通っていて殺風景な景色。河の向こうはもう埼玉県。私が生まれ育った埼玉南西地区とはまた違うエリアの埼玉。それでも、国道の殺風景さとか住宅街の景色って、日本のどこでも同じような感じなんじゃなかろうか?底の方で共通する、郊外であるということの感覚。
郊外意識は、ヒトを、酷くダメにする要素があると思うんだけど…それでもそのダメさに擦り寄っていく自分の気持ちもあるわけです。なんとなく懐かしいようなホッとするような殺風景を、神様の眼・ピンホールカメラで撮影して歩く。ピンホールの画像にするには、ちょっとおあつらえ過ぎた景色だったかもしれない。
西高島平から歩いて板橋区立美術館に行く。
凄いテンションで観て、凄いテンションで過去図録を買いまくり、そんでお金を払う時に「ハイ、7千円ね」とか言ってる派手なオジサンが居て、うわー、久々聞いたよお金の単位をケタ多く言うの!とか思って見てたら某有名ファッションデザイナーでした。
帰りに神保町に寄って、ホントに奥野書店が閉店してるのを見て悲しくなる。