イサム・ノグチのあかり展@国立近代美術館

恥ずかしながら、彫刻家というイメージしかなかったイサム・ノグチですが、今回の展示は氏の考案した提灯風のランプ。
真っ白い和紙張りのシンプルなものばかりですが、独特の造形は存在感があった。欧米人のイメージする「和」っぽさ。逆輸入されたものって印象を受けました。ミュージアムショップでは氏の「あかり」も売ってました。小さいもので一万円前後。「あかり」のリーフレットのデザイン*1が素晴らしく、あれが未だについてくるなら凄いなって想いました。


常設は相変わらず膨大な量で、たっぷり3時間くらいかけて観た。もう何回も観てるのに。今行くと、佐伯祐三と松本俊介が展示入れ替えされてるのと、フォンタナの空間概念*2なんかが観られますし、版画室と写真室の展示が秀逸。


竹橋から、水道橋までフラフラ歩く。

*1:亀倉雄策

*2:カンバスに切れ込みを入れてるやつ、それの黄緑色バージョン