京極夏彦『陰摩羅鬼の瑕』(ISBN:4061822934)
今更というかやっと読了。4年ぶりくらいの新作なのでしたっけか?余りにも早い段階で下手人が解ってしまったり、謎解きも何もないような感じで、そういうのを期待して読んでいたとしたら多分不満に思ったろうけど。今回は儒教関連の細部の薀蓄が楽しめました。 あとは、未だ語られていない部分の時間軸が小出しされてて、そのへんに想像をよぎらせたりが楽しかった。
そしてそしてなによりも、これを読むために今までのシリーズを再読してみる時間が面白かった。殆ど内容を覚えてなくて。