You've got to help yourself

紙にペンという形の、誰にも見られない日記を書かなくなってだいぶ経つ。高校生くらいから数年に渡って、オカシイくらいに日記をつけていたことがあったっけ。今読んでも心配になるようなこと書いてあったりした。暗いな!ホントに…!
誰にも見られないのと、肉筆っていうのがドンドン煮詰まってく要素を高くしている気がする。
ネットで、キーボードを叩いて、しかも誰かしら見てくれている、という日記になってからは、流石に自己規制が働くのであんまりネガティブなことを書かなくなった(書けなくなった)。
あまりにも酷い精神状態だからこそ何かしら文章を書く、ということが無くなったのだな。それはそれで良いことなんだけど、昇華の手段をヒトツ失ってしまったような感もある。じゃぁ絵でも描けということになるのだが、これもロクなことにならない。しかし、絵ともいえない図形をグリグリ描くのは結構楽しい。色塗りも楽しい。暗いな!コレも…!

確か、村上春樹の小説だったかネガティブなことを考え始めたらスペイン語で1から10まで数えてパチンと手を叩き「おしまい」と言って、その思考を辞めさせる、というようなのがあったかと思う。恐らく、多分、だけど。
スペイン語に対抗してドイツ語で数えて試みてみたけど、ダメだった。ラテン系をチョイスできないことで既にダメなのであろうか?
似たようなことで、私がよくやるのは『じゅげむじゅげむごこうのすりきれ…』を唱えること。ぱいぽぱいぽ、だの、ぽんぽこぴー、だの、語感が可愛いのでヨロシイかと思われる。