終わる8月。戻り夏、暑い日が続いたものの、泳ぎもしないし、宇治金時も食えなかったし、花火もしなかった。新学期も来ないくせに、何故か条件反射のように去りゆく夏を寂しく思う。
せめて、今年一度も袖を通さなかった方の浴衣を着ようと思ったけれど、無意味に家で一人で着てみるのもどうかと…。

「どうしてるかと思って…」と、以前の職場の人から留守電が入っていた。どうしてるかと思って電話をする行為自体が私には凄いことに思える。面倒なのと申し訳ないのとで、かけなおせないでいる。電話は未だに苦手だ。なんて不義理なヤツなのだろう。斬り捨て御免(用法誤り)。