2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

 ヨーソロー 

実は年々、桜ってあんまり好きじゃなくなっていて、梅や木瓜や木蓮の方が好きになっているのです。 でも別にそれは歳をとるごとに梅の方が好きになっていくといった澁澤の影響じゃないのですが、それでも、夜の街燈に照らされたポップコーンのような桜を眺め…

 消去シマスカ?

プレスでササーっとだけ見た森美術館のクサマトリックスと六本木クロッシング。せっかく券があるのだからもう一回行こう、と思って友達を誘ってみたら電話がつながらない。一人につながらない時点で、途方に暮れた。次々電話をかけられるほどの交友相手が無…

 ひとあし早い誕生会

そういえば忘れてたのだけど、あと少しでまたヒトツ歳をとってしまいます。天才的ミュージッシャンになれなかったので27歳死亡説もまるで気配もなし。 無難に。誰かの言葉を借りて云うなれば、ただいっさいはすぎてゆきます。ゆくのです。 で、きょうは、ま…

野坂昭如『少女M』(ISBN:4062102501) 初老の文筆業を営む男が、援交で知り合った少女やら文學の勉強をしにきた少女やらと非常に淫らなことをする、とっても危険な妄想短編集。 私小説っぽく書いた、あくまでフィクションだということは頭では理解できるのだ…

 ハナミズキのこと

うちのマンション、私の部屋のベランダに隣接してハナミズキが植わってる。毎日毎日、その蕾を眺め暮らしてるのですが…。 今日、東京地方は昼過ぎから雨もあがり晴天。気温も少し上がったからか、昨日にくらべて格段に蕾が大きくなって少し感動した。早く咲…

 斬り斬り

部下も居ないのに気分はどっぷり中間管理職なの。この板ばさみっぷり。この他社営業に馬鹿にされっぷり。ニャロー!女だと思って舐めんなよー!なんて強く思えないとこがまた遺憾。透明なボクだ。 80年代角川映画に出てくるような女性キャラのパワフルさを分…

 サヨナラ・チャーリーと凍える夕べ

彼岸の墓参。私が生まれる前に死んだ長兄の墓参り。ここ数年、墓前で謝ってばかりいる私。なんでだろう?墓場にはとても大きな白木蓮の木がある。一番好きな花を選ぶのは難しいけれども、一番好きな花木を選べといわれたら私は木蓮の木を選ぶ。真っ白い木蓮…

花輪和一『刑務所の中』 独房に入って「充実してるなぁ〜」とか、ムショの中で「こいつ暗くて共感もてるなぁ」って台詞に共感したくないけど腑に落ちてしまふ。ダメなところに共感とかしたくないんだけど、やっぱり面白いです。映画の方も好きです。アルフォ…

せんせい、まっすぐ歩けません。 と、ブツブツいいながら蛇行して帰宅。 名古屋から出張で上京中の知人らと久々飲酒する。最後に、なんか女子だけ二次会になって、やれ浮気されてるやら不倫やらの相談事を持ちかけられて、多分どーしょもない受け答えしてた…

Daevid Allen&Kramer『HIT MAN』(ASIN:B0000010NS) 嗚呼!ノイズニューヨーク!とりあえずノイズニュージャージーのクレジットよりも萌える感じするぞ。 4曲目の「Too Much Noise」とゆう曲が一番好きなんですけども、クレイマーの作品です。でもどれもいい…

 思い出せ、あの美しきパースペクティブを思い出せ。

そんなのできるわけないよ!父さん! とか言いながら初号機に無理矢理乗せられてるような日々です。 実際、現場で研修だ!とかいって地上9階の足場を登らされましたよ。猿かと思ったね。 なんかさ…今の私の仕事の世界って男の世界なんですよ、どうしても。そ…

 おでん

友達におでん屋についてメールを書いていたので、むしょうにおでんが食べたくなっている。思えば、今シーズンはまともにおでんを食べていない。 あなたの好きな具はなんですか?私は迷いに迷った末、チクワブです。あ、でもガンモも捨てがたい。

 オサ

課 長 に な り ま し た …。 読んで字の如く、課のオサを課長と呼ぶならば、それがたとえ「一人」しかいない課であったとしても、それは課長。カチョー。 そうです。たった二人だけの課だったのですが、先週で上司が辞めました。よって課長です。オサです。…

JELLYFISH『SpiltMilk』 鑑賞会で、90年代を担当した友達がかけていたのを聴いて、久々に聞きたくなった。コピーのコピーのそのまたコピーの先に現れたスバラシイバンドだったと思います。 青春、青臭ポップ。

 日曜日のおわり

音楽鑑賞会終了。60年代から90年代まで、一晩でかけぬける面白い夕べとなった。 次回のテーマは『3』。記念すべき10回目ですがテーマは『3』。 スリーピースバンドとか3人編成のもの限定でかけます。 私は3ピースバンドが大好き。3のバランスから受ける緊張…

ナンバーガール『school girl bye bye』 春になるとこれをききたくなります。桜吹雪の中、涙と鼻水ダラダラしながら、ウォークマンで『omoide in my head』を聴いたことがあるからです。思い出イン・マイ・ヘッドですって。ちょっと。いや。なかなか。いえま…

 怒涛そして徒労。

1週間がやっと終わる。 明日はno music no room.自宅音楽鑑賞会。楽しみだ。今回は珍しく前日までに曲を組めて、そしてセットリストまで完成している。 今回のテーマは1960年代から10年ごとに区切って一人一人がそれぞれの年代を担当することになっている。…

買っちまいましたわよ。若者に大人気の銘仙を。あまりにクサクサしていたので地元古着屋に寄って、店主の御婆さまと銘仙についてお話してるうちに。「あらカワイー」とかセールストークに負けたしな。まんまと。 オマケとかいって変なショールを付けられそう…

 斬るミー・ストップ

なんか今週キツイですよ。まだ水曜ですよ。呑まなきゃやってられねーよの日々が続くんですよ。 理不尽なことで昼御飯食べる時間なかったり残業になったり、と。不機嫌です。いろいろキレそう。斬っちゃうぞ。 以上、愚痴。失礼しました。

野坂昭如『感傷的男性論』(ISBN:4946448322) いやー、非常に勉強になります、先生。 いや、別にこれで男を知ろうとかいうわけじゃなくてね、単純に、男も女も老いるためにわきまえていた方がいいようなコトが一杯書いてあるのです。とくに男性諸氏は読んだ方…

 図面の中は海

今週は、海岸沿いの某所のマンションのお仕事をしている。 海つっても埋め立て東京湾ベイエリアとかじゃなく、列記とした太平洋。 マンション共用部には『犬洗い場』があって、あー海岸で犬を遊ばせてそれでここで洗ってから部屋に帰るのだわ。とか、オーシ…

 はてなダイアリークラブの

写真日記本棚という企画が非常に面白い。本棚って自意識の塊みたいで恥ずかしいのですけども、人様の本棚って興味深々。 人んち行ってまず本棚に目がいく心理をつついてくれるのです。 いま、私のうちには本棚というものがない。箱とかカラーボックスとか4箇…

 生活とアク

泥つきの牛蒡をゴシゴシやる。時間をかけて豚バラブロックと煮る。トロトロに柔らかく、美味しくできました。けれども4日間くらいは毎昼のお弁当で食べ続ける羽目になりそうです。 いや、もぅ牛蒡ってエライよ。豚もな。鳥も頑張れ。

 御誂え

マイッタナァーと思いながら動揺冷めやらぬ。 生活はただダラダラと続いていくようで、その実、そうでもない。手負いの虎。どうなるのだろう? 動揺したまま街をフラフラしていて、草履職人につかまる。 別に草履を買おうという予定でもなく、本来は下駄の方…

 円山應挙展@江戸東京博物館

芸術家、とくに画人というのはやはり気が狂ったところがないとダメだと思った。それは、奇行が目立つとかシュールな絵を描くとかそういうことではなくて、あくまで絵を観て感じる狂い加減なのです。 すっげえよ。應挙といえば有名なのが『幽霊画』ですが、そ…

herbert『Bodily Functions』(ASIN:B00005B9JQ) こういうのも聴くんですよ、私だってさ。何も闇市ぽいのばっか聴いてるわけじゃないですよ。ハーバード氏。 やってることのカッコ良さは言わずもがな、この手の、いたる所から「音キチ」と匂わせる作り手の音…

 縫い物内省。

ちくちく、ちくちく。 着物の胸元からチラと覗く半襟ですが、あれは手で縫いつけるものなんですよ。 成人式の頃は、それを知らなくて、黒い振袖から是が非でも赤を覗かせたくて、それは、お女郎さんが着るような赤い襦袢を着ないとダメだと思っていたのでし…

野坂昭如『絶唱!野坂昭如 マリリン・モンロー・ノー・リターン』(ASIN:B00005F1Y3) イメージに合わぬ美声。 マリリン・モンロー・ノー・リターン。この1フレーズからすでにほとばしる恐るべき説得力。全篇凄い。 私の今日の情欲も負けるよセンセイ。 どの…

 2004年3月3日、明確な旗をこっそり掲げた。

情欲を抱く。愕然とする。 いま頭の中覗かれたら逮捕される、と思いながら涼しげにオスマシをして電卓を叩き続けた。っていうか自分、中学男子ですか? ひな祭り。桃の節句です。実家では雛人形を出してくれているのであろうか?娘が普通に嫁に行けるように……